ニット・セーター・コーデュロイの縮み&ゴワつきを解決!
冬物衣類は柔軟剤でふわふわに
ニット・セーター・コーデュロイの縮み&ゴワつきを解決!
冬物衣類は柔軟剤でふわふわに
冬物衣類の洗濯方法、間違っていませんか?
そろそろ本格的に寒くなってきて、セーターやニットなどの冬物衣類が活躍する季節になりました。
ウールやカシミアのセーターやニット、コーデュロイなどの冬物衣類は自宅で洗うこともできますが、縮んだり型崩れしたりと失敗してしまった経験がある人が多いのではないでしょうか。気をつけているつもりでも、失敗してしまう……その原因、ご存じですか?
今回は、セーター・ニット、コーデュロイのアイテムについて、縮みや色落ち、型崩れなどの原因になる「NG洗濯」と「自宅でできる正しい洗濯方法」を解説! まずは、「NG洗濯」に心当たりがないかチェックしてみてください。
[セーター・ニットのNG洗濯]縮み、色落ちの原因は?
【NG洗濯1】洗濯機の「標準コース」で洗っている
セーター・ニットを洗濯機で洗うとき、「標準コース」に設定していませんか? アイテムによっては「標準コース」で洗えるものもありますが、型くずれや風合いの低下を招く可能性もあり、かなり縮んでしまうことも。
(左)「標準コース」で洗濯した場合(右)「おしゃれ着コース」等※で洗濯した場合
※洗濯機メーカーにより「ドライコース」「おうちクリーニングコース」「手洗いコース」
「ソフトコース」など、コースの名称はさまざまです。
※標準コースでお洗濯すると、すべてのニットが縮むというわけではありません。
【NG洗濯2】適切な洗剤を使っていない
セーター・ニットはデリケートな衣類のため、適切な洗剤を使わないと色あせや型崩れ、こすれ毛玉などの原因になります。
【NG洗濯3】手洗い時の水温が適切ではない
手洗いをする場合、水温が30℃を超えると色落ちしたり縮んだりすることがあるので注意しましょう。
【NG洗濯4】普通のハンガーで干している
干すときにハンガーにかけていませんか? セーター・ニットは伸縮性があるため、ハンガーにかけると伸びてしまうこともあります。
[コーデュロイのNG洗濯]毛羽抜け、型崩れの原因は?
【NG洗濯1】洗濯ネットに入れていない
毛羽(パイル)のあるコーデュロイなどの衣類は、そのまま洗濯機で洗うと毛羽抜けや毛並の乱れなどのダメージにつながります。
【NG洗濯2】脱水時間が長い
脱水時間が長いと、洗濯ジワや毛並みの乱れの原因になります。
【NG洗濯3】干す前に毛並を整えていない
洗濯機から取り出してそのまま干していませんか? 干す前に形をきちんと整えないと型崩れにつながります。
セーター・ニット・コーデュロイの正しい洗濯方法
ニット・セーターの正しい洗濯
コーデュロイの正しい洗濯
①洗濯表示を確認し、適切な洗剤を選ぶ
最初に洗濯表示を見て、家庭で洗えるかどうかを確認しましょう。色あせや型崩れ、こすれ毛玉を防ぐため、「おしゃれ着用洗剤」を使うことをおすすめします。
ここで使うと効果的なアイテム
②気になる汚れは「前処理」する
汚れが気になる箇所は「おしゃれ着用洗剤」をつけてキャップの底で軽くたたき、洗剤をなじませます。
③洗濯ネットにたたんで入れる
からみや型崩れを防ぐため、たたんで洗濯ネットに入れます。装飾がついているニットやモヘアなどの毛足の長いニットは裏返してから、カーディガンなどのボタンはかけてから洗濯ネットに入れます。
なお、複数の衣類を洗濯ネットに入れると、汚れが落ちにくくなったり生地が傷んだりするため、1つの洗濯ネットには1着だけ入れましょう。
また、しわや型くずれを防ぐため、ネットは大きすぎるサイズは避け、ネットの大きさに合わせてニットをたたむといいでしょう。
④洗濯機のやさしいコースで洗う
洗濯機の「おしゃれ着コース」等※の弱水流コースを選んで洗いましょう。ふんわり仕上げたいときは、「柔軟剤」を使うことをおすすめします。
※洗濯機メーカーにより「ドライコース」「おうちクリーニングコース」「手洗いコース」「ソフトコース」等、コースの名称はさまざまです。
ここで使うと効果的なアイテム
⑤すぐに取り出し、形を整えて干す
脱水後はすぐに洗濯機から取り出し、たたんでから両手でたたいて、シワを伸ばします。型崩れを防ぐために、干すときは平らな場所や平干しネットの上で陰干ししてください。平干しできない場合は、袖がたれないように身頃と一緒に竿にかけて干しましょう。
平干し
竿干し
①洗濯表示を確認し、適切な洗剤を選ぶ
最初に洗濯表示を見て、家庭で洗えるかどうかを確認しましょう。コーデュロイなど毛羽のある衣類は色あせしやすいため、「おしゃれ着用洗剤」を使うことをおすすめします。
ここで使うと効果的なアイテム
②衣類に傷みがないか確認
毛羽の抜けがひどい場合は、洗濯をすると一層ひどくなることがあるので注意しましょう。
③気になる汚れは「前処理」する
汚れが気になる箇所は「おしゃれ着用洗剤」をつけてキャップの底で軽くたたき、洗剤をなじませます。
④洗濯ネットにたたんで入れる
汚れている部分が外側になるようにたたみ、洗濯ネットに入れます。目の細かい洗濯ネットを使うと、ほかの衣類からの毛羽の付着を防げます。裏地のない衣類の場合は裏側から摩擦を受けると毛羽が抜けやすくなるため、裏返さず表のまま洗濯ネットに入れましょう。
⑤洗濯機のやさしいコースで洗う
洗濯機の「おしゃれ着コース」等※の弱水流コースを選んで洗いましょう。ふんわり仕上げたいときは、「柔軟剤」を使うことをおすすめします。
※洗濯機メーカーにより「ドライコース」「おうちクリーニングコース」「手洗いコース」「ソフトコース」等、コースの名称はさまざまです。
手洗いする場合は、毛羽抜けを防ぐため、やさしく「押し洗い」します。
⑥柔軟剤で仕上げをする
コーデュロイはアイロンをかけにくい衣類。毛並みを整え、洗濯ジワを減らすために「柔軟剤」の使用をおすすめします。
ここで使うと効果的なアイテム
⑦脱水は短時間で
長時間の脱水は洗濯ジワや毛並みの乱れの原因に。脱水は短時間で行いましょう。
⑧洗濯機から取り出し、毛並み・形を整える
脱水後はすぐに取り出します。振りさばいてから、洋服ブラシをかけて毛並みを整える、または平らな台の上に置いて手のひらアイロンをするなどして形を整えます。
洋服ブラシをかける
手のひらアイロンをする
⑨日陰に干す
ジャケットやカットソーは厚みのあるハンガーにかけて干します。パンツやスカートは、着用時と同様の状態になるように筒干ししましょう。
なお、たたみジワや毛倒れができないよう、乾いてからもハンガーにかけて収納することをおすすめします。
⑩すぐに洗えない時はスプレーでケア
すぐに洗濯が出来ない場合や、ご自宅で洗濯ができない冬物衣類には、着用後に消臭効果のあるスプレーを吹きかけてケアをしましょう。
ここで使うと効果的なアイテム
水温&洗い方に注意! セーター・ニットの手洗い方法
洗濯機で洗えない衣類の場合は、手洗いします。間違った洗い方をすると衣類にダメージを与えてしまうため、以下のポイントに注意してください。
失敗事例:色落ちして縮んだウールセーター
(40℃のぬるま湯で弱アルカリ性洗剤を使用して洗濯した場合)
手洗いのポイント① 水温30℃以下で洗う
手洗いの際、お湯を加えて温度を上げると洗浄力が高まります。しかし、水温が30℃を超えると色落ちや縮みの原因になるので注意しましょう。
水温の目安は、肘を水につけたときに温かさも冷たさも感じない場合で28℃程度です。
手洗いのポイント② やさしく「押し洗い」する
水中でこすったりもんだりすると繊維がからんで縮みの原因に。洗うときは、袖だたみをしてから「おしゃれ着用洗剤」を入れた水につけ、やさしく「押し洗い」します。
袖だたみの方法
押し洗いの方法
この記事が気になった方におすすめのソフラン製品
-
ソフラン
プレミアム消臭ふんわり香るデオドラント柔軟仕上げ剤
オンラインストア
ポップアップメニューが開きます モーダルが開きます -
ソフラン
アロマリッチ香り長続きするアロマ柔軟仕上げ剤
オンラインストア
ポップアップメニューが開きます モーダルが開きます -
ソフラン アロマリッチ
香りのミストなかなか洗えないファブリックに。消臭成分配合の香り付け剤
オンラインストア
ポップアップメニューが開きます モーダルが開きます