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洋服に染み付いた汗のニオイをスッキリ解消! 泥汚れも合わせて落とすプロのテクニック|柔軟剤のソフラン

洋服に染み付いた汗のニオイをスッキリ解消!
泥汚れも合わせて落とすプロのテクニック

洋服に染み付いた
汗のニオイをスッキリ解消!
泥汚れも合わせて落とすプロのテクニック

【プロが解説】 ガンコな泥汚れには「前処理」、ガッツリ汗臭には「つけおき&柔軟剤」が有効!

LION お洗濯マイスター大貫 和泉 (おおぬき いずみ)

LION お洗濯マイスター
大貫 和泉(おおぬき いずみ)

いよいよ夏本番! 汗をたくさんかき、屋外でアクティブに活動することが増えるこの季節。お洗濯で悩ましいのがガンコな「泥汚れ」と、ガッツリしみついた「汗の臭い」です。

普通に洗うだけだと、簡単には落ちにくいこの2つ。「漂白剤を使う?」「洗濯ブラシが必要?」「固形洗剤?重曹がいい?」など、いろいろ悩みがちですが、どちらも有効な「攻略法」があるんです!

泥汚れには、泥を落ちやすくする「前処理」、しみついた汗臭には原因となる汚れを落とす「つけおき洗い」と、消臭効果のある「柔軟剤」の使用が鉄則です。

仕上がりに大きく差が出る洗濯のコツ、まずは一度お試しください

①泥汚れ落とし方のコツ

いきなり水洗い厳禁!
最初に洗剤を塗布

②汗の臭い取り方のコツ

つけおき&柔軟剤で
徹底消臭

【①泥汚れ】いきなり水洗い厳禁! 最初に洗剤を塗布

泥を落とすためによくやりがちなのが、「軽く水洗いをしてから洗濯機へ」という前処理。でも実はこの方法、逆に汚れを落としにくくするんです。理由は、水洗いすることで泥が水と一緒に繊維の中に入り込むから。逆に、最初に洗剤をつけると、泥が繊維の中まで入りこむ前に洗剤が泥を包み込むので、泥汚れが落としやすくなります。

実際に、①洗濯機での洗濯、②水洗いしてから洗濯機へ、③洗剤を塗布してから洗濯機へ、の3つの方法で汚れの落ちやすさを比較したところ、③の「洗剤を塗布してから洗濯機へ」入れる方法が、汚れをグンと落ちやすくすることがわかりました。

泥汚れ洗浄率洗剤を塗布してから洗濯機へ入れた場合

【②汗の臭い】つけおき&柔軟剤で徹底消臭

普段の洗濯で落ちない臭いの原因は、落としきれずに蓄積した「皮脂汚れ」や「たんぱく質汚れ」。まずはそれらの汚れを「つけおき洗い」でしっかり落とすことが重要です。加えて、洗濯の際に柔軟剤を使うことも大切。消臭・防臭効果のある柔軟剤を使うと、衣類にしみこんだ汗や皮脂、臭いを消すだけでなく、着ている間に汗をかいても臭いにくくなります。

実際に、消臭・防臭効果のある柔軟剤を使った肌着と使わない肌着を着用して運動し、運動後の臭いを比較したところ、圧倒的に「柔軟剤を使っていない方が臭い」という結果になりました。

Tシャツ新品の肌着を用意して半分に切り、片側は柔軟剤を使用せずに洗濯、もう一方は消臭・防臭効果のある柔軟剤を使って洗濯。乾燥後に2つを縫い合わせ、男性4人が着用。夏場を想定した暑い部屋で汗をかき、肌着一度脱いで乾かし、その後再度着用して汗をかく、という実験を行いました。

判定表臭いの専門家2名は、4枚の肌着いずれも、柔軟剤を使っていない方が臭いと判定。

洗濯のプロが徹底解説! 泥汚れ・汗の臭いの落とし方

泥汚れ

汗の臭い

①はたいて砂や土を落とす

衣服や靴下などに付着した泥汚れを、乾いた状態でパンパンとはたいて、土や砂をできるだけ落とします。

泥汚れをはたく

②汚れがついている部分に、液体洗剤をつける

液体洗剤のキャップを使い、泥汚れがついている部分に直接液体洗剤をつけます。この時、洗剤より先に水をつけると汚れが落ちにくくなるため、水には濡らさないようにしましょう。

液体洗剤をつける

③洗濯機の一番下に入れて洗う

縦型洗濯機の場合は、最も洗浄力が高い一番下に入れるのがポイント。泥汚れのついた衣類を入れたら柔軟剤をセット。あとは他の洗濯物と一緒に洗濯します。

洗濯機に入れる液体洗剤の量は、泥汚れにつけた分を差し引いた分量でOKです。水道水より水温が高い残り湯を使うと、汚れ落ちがさらにUPします。

一番下に入れる他の洗濯物と一緒に洗濯

それでも落ちない、ひどい泥汚れには…

*つけおき洗いをする

洗濯1回分の洗剤と液体酸素系漂白剤を40℃のお湯の中に入れて洗剤液をつくり、その中に衣類入れて30分~2時間つけおきます。つけおきが終わったら、洗剤液ごと洗濯機に入れ、他の衣類と一緒に洗濯します。

*泥汚れ用の部分洗い剤を使う

泥汚れがついている部分に泥汚れ用の部分洗い剤をつけます。このときも、水には濡らさないようにしましょう。 その後、部分洗い剤容器の先端のブラシでこするか、もみ洗いをしてから洗濯機へ。泥汚れが他の衣類につくのが気になる場合は、もみ洗いした後、水ですすいでから洗濯機に入れましょう。

泥汚れ用の部分洗い剤をつける

ここで使うと効果的なアイテム


トップ プレケア ドロ用

①濃いめの洗剤液を作る

洗濯桶などに衣類が浸る程度(5L程度)のぬるま湯(40℃)を入れ、洗濯機で洗濯する時の1回分の洗剤を入れます。洗剤は臭い汚れに効果の高い液体洗剤か、酵素入りの粉末洗剤を使用しましょう。

②衣類を入れて、30分〜2時間つけおきする

洗剤液に衣類を浸し、汚れや臭いの程度に応じて30分〜2時間、つけおきします。濃い色の衣類は色落ちすることがあるので、目立たない場所で確認してから行いましょう。

※色落ちの確認は、液体洗剤を別の白い布につけ、衣類の縫い目などの目立たない部分をたたいて、布に色が移らないかどうかを調べます。

つけおき

③洗剤液ごと洗濯機に入れ、消臭・防臭効果のある「柔軟剤」をセット

つけおきした衣類と洗剤液をそのまま洗濯機に入れ、消臭・防臭効果のある柔軟剤を「柔軟剤自動投入口」にセットします。他の衣類があれば入れ、普段通りに洗濯します。

ここで使うと効果的なアイテム


ソフラン
プレミアム消臭

こまめに洗濯できない衣類はスプレーで除菌&消臭

家庭で洗濯できない衣類や、こまめに洗濯ができない衣類の臭いが気になるときは、「布製品用除菌・消臭スプレー」が便利です。帰ってきた時や、着る前に衣類にスプレーすることで、臭いをすっきりと消臭することができます。

また、汗で湿ったままの衣類を放置していると菌が増殖して臭いが発生しやすくなるため、すぐに洗濯できないときにも除菌・抗菌ができる衣類・布製品用消臭スプレーを活用しましょう。吹きかけておくと菌の増殖を抑えるため、効果的です。

ここで使うと効果的なアイテム


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